JAPAN FOREIGNER SUPPORT | ジャパンフォーリンサポート

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Case

事例

外国人人材は日本中で活躍し、雇用する企業にとってもなくてはならない存在となっています。
その業界も多岐にわたり、様々な場で外国人は働いています。

介護施設

介護施設

特定技能人材の活用

N県A町は山間の街で高齢化の振興が著しく、町内の数すくない介護施設Xにおいても、人手不足が問題となっていました。
当然多くの業者から電話、FAX、DMで「外国人を雇用しませんか?」という営業がありました。
そこで、いくつかの業者と話をしてみました。
東京の業者にはベトナム人技能実習生をすすめられましたが、「田舎で賃金が低いため募集をかけても集まらないだろう」ということで実習生受け入れ計画は頓挫してしまいました。
次にN県内の業者に問い合わせを入れてみましたが、A町は県庁所在地から遠く、毎月の実習生訪問のための巡回を行うためには特別な上乗せ料金が必要とのことで、費用面で折り合いがつかず、こちらの実習生受け入れ計画も中止となってしまいました。
介護施設Xの代表は途方にくれましたが、町に若い労働者はいません。
そこで、東南アジア通り越して日本にまだなじみの薄い南アジアに目を向けました。
幸いなことにインド人人材を取り扱っている送り出し機関が親身になって話を聞いてくれ、インド国内で都市部を避けて所得の低い地方部で介護人材募集をかけたところ、2名のインド人女性を採用することができました。
一生懸命に日本になじもうとする姿勢は利用者から評価が高く、また日本語能力も入国後半年で日本語検定3級に合格、現在は2級を受験するべく日々精進しています。

建設業者

建設業者

技能実習生から特定技能への切り替え

T件にある建設業者Yは数年前からフィリピン人技能実習生を採用していました。
彼らは一生懸命働いてくれ、現場仕事にはなくてはならない存在になりました。
採用から5年が経過し、いよいよ帰国しなければならない時期が近づいてまいりましたが、実習生本人から「特定技能ビザ」を取
得して日本に残りたいという希望が伝えられました。
建設現場は万年人手不足でしたので、「Y社としても渡りに船」ということで、実習生に申し出を受けました。
しかしながら、ビザの切替手続きは複雑だったので、ネット検索で調べた業者に依頼したところ一人当たり数十万円という見積金
額が提示されました。
Y社には3名の実習生がいましたので、これではビザを切り替えるだけで、100万円以上の費用が発生することになります。
そこでY社の社長に高額な業者を使用せずに特定技能ビザに切り替えたうえで、自社で外国人人材をサポ トする案を提案しまし
た。
この案な大幅なコストダウンとなり、無事に、技能実習から特定技能ビザへの切替も完了。
現在でも3名のフィリピン人はY社で働いています。

農業

農業

技能実習生から特定技能への切り替え

E県は柑橘類の産地として有名ですが、農業従事者の高齢化の進行が著しく冬から早春にかけての収穫時期の人手不足が深刻な問
題となってきました。
他県では「3年間」の外国人技能実習生を雇用している事例もありますが、柑橘類の特性上、1年中農作業があるわけではないの
で、原則として転職ができない3年間契約の外国人技能実習生を雇用してしまうと1年のうち半分は仕事がなくなってしまうの
で、現実的ではありません。
一方、N県は高原野菜の産地として有名ですが、農業従事者の高齢化の進行が著しく晩春から秋にかけての収穫時期の人手不足が
深刻な問題となってきました。
そこで、両県の農家の方には「技能実習」制度ではなく転職が可能な「特定技能」制度を活用して外国人を雇用する方法を提案。
つまり、特定技能ビザで3月に入国した外国人は春から秋まではN県の農家で高原野菜の栽培に従事します。
並行して転職の手続きを行い、秋から翌年の春まではE県にて柑橘類の栽培に従事します。
これを繰り返すことで、季節性がある産業でも外国人人材を活用することができます。